中国・上海でも初詣に行こう!龍華寺・玉佛禅寺がおすすめ・混雑もなく快適にお参りができます
日本はクリスマスを過ぎると一気に年の瀬、お正月気分となりますが、中国では年末年始を意識することがあまり無くなります。元旦も一つの祝日程度の扱いなので街の雰囲気もそれほど変わりません。
しかしながら、日本人の皆様であれば、中国に居ても年始の初詣は欠かせないところでしょう。
中国・上海でも初詣ができる場所はあるのでしょうか?
もちろんあります。日本のような神社ではありませんが、歴史あるお寺が幾つかあります。
上海・初詣は「龍華寺(longhuasi)」と「玉佛禅寺(yufochansi)」がおすすめ
今回、ご紹介するのは「龍華寺(longhuasi)」と「玉佛禅寺(yufochansi)」。
いずれも地下鉄で簡単に行くことができます。
日本の初詣は人が多くて三密状態になってしまいます(今年はどうかわかりませんが、、)が、中国のお参りは人も少なく快適です。
年始の三が日でも普段よりは若干多くなる程度で、混雑でお賽銭を投げるところまでたどり着けないということはありません。
[龍華寺案内]
住所 : 上海市徐汇区龙华镇龙华路2853号
時間 : 7:00~16:30
入場料 : 無料もしくは20RMB程度(混在時期等は有料となるようです)
交通 : 上海市地下鉄11号線・12号線「龍華寺駅」から徒歩5分
地下鉄駅を出ると目の前に仏塔が見えますので迷わずたどり着くことができます。
龍華寺の名物は、寺境内の奥にある客坊にて食べられる精進料理のうどんです。ぜひともお試しください。
[玉佛禅寺案内]
住所 : 上海市普陀区安远路170号
時間 : 8:00~16:30
入場料 : 20RMB
交通 : 上海市地下鉄13号線「江寧駅」から徒歩10分
入口から入ると大殿があり、そこだけを見て終わってしまいそうですが、玉佛禅寺のご本尊は奥まった別棟にあります。
大殿を進み、敷地内を左に道なりに行くと玉佛殿がありますので入ってみてください。
中国・お参りの作法は?周囲の人を見て真似をしてみよう!
お参りの作法も異なります。
お寺への入り方ですが、中国のお寺は大門の左右に小さな門があるのが普通で、向かって右から入って出るときは左からとなります。これはもしその人に悪い付き物があったとして、寺に入る時にその付き物が門のところで一旦離れ、また出てくるのを待っているらしいのです。同じ門から出てしまえば、その悪い付き物がまた待ってましたとばかりに再度取り付くのですが、別の門から出ればそれが取り付くことは無いということです。
まずは入口で線香を購入して火をつけ、これを両手で挟み、頭に掲げて願い事をして三回お辞儀をします。
お参りの作法は日本では「二礼二拍手一礼」ですが、中国では仏像の前で「膝を付けて拝む」のが正式です。
お祈りの方法も、中国式では願い事の前に心の中で自己紹介(名前、生年月日、住所)が必要とのこと。中国は人も多いですから神様仏様もいちいち見分けられないということでしょうか。
仏像の前での拝み方は、女性であれば手のひらを上に、男性は下にするらしいのですが、中国人の実際のお参りを見ているとあまりその作法は気にしていないようです。
いずれのお寺も意外と日本人の方も多く、境内では親子連れもよく見かけます。
2つのお寺をはしごしてお参りするのもよいでしょう。
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